私が頭痛で寝込んでいたある日。
カシャカシャカシャという物音に目を覚ましました。
なんと、
息子が食器洗いしてくれてました。
起きてきた私に気が付いて息子は
「ママ
頭痛いから寝てていいよ。
ぼくがしてあげるから。楽になる?」
と。
…母ちゃん嬉しくて泣きそうになった。
普段からわりとお手伝いをしてくれる子ではありますが、私が寝ているあいだに私を気遣ってくれたことにびっくりです。
そんな4歳の息子。
ほんと私に似て…
ごめんなさい、嘘付きましたww
私とは違って←
良くも悪くも 優しい、
いや、優しすぎる子に育ちました。
おともだちに
嫌なことをされても
やめて が言えない。
かと言って、
先生にも告げ口さえできない。
嫌なことを行動で示せず、ぐっと我慢して昇華できずに毎度目に涙を溜めて持ち帰ってくる、そんな日は日常茶飯事です。最近になって増えました。
「やめてって言ってもやめてくれなかったら、先生に言ったらいいんだよ?」
と私が言うと
「だって
ぼくがせんせいにいったら
〇〇くんがおこられちゃうもん」
と。たかが4歳、ただ意気地が無くて言えないんだと思っていましたが、
意地悪してきた相手のことを考えていたことに母はびっくりしてしまいました。
おまえは
菩薩か。
と、(やられたら倍返しの私としては←w)
崇めたいレベルで優しさを感じ、驚きました。
ただ、やっぱり男児なので
これから色々なトラブルもあるだろうし
やめてと言えないのは心配。
親として、
嫌なことはガマンしないで言えばいいんだよ。
告げ口は悪いことじゃないんだよ。(むしろ、その子のために良いことなんだよ)
というお話を色々なパターンで教えてはいるものの、今一歩行動に移すのが難しいようです。
◆原因◆
勿論、性格というのは大きいとは思いますが
私の子育て…に原因があるのでは
と振り返りました。
まず、保育園や幼稚園以外に
おともだちに揉まれる機会が少なかったかもしれないな、と反省しました。
おともだちと園外で遊んでも結局ママっ子で私にまとわりついてきちゃうし、息子は超マイペースなのでおともだちペースに合わせたりもあまりしないし、幼稚園で関わり合いがあるし無理に園外で交流しなくてもいいか…という私の考え方もありで、結果親子2人で出掛けたり遊んだりすることが増えていたように思います。
◆対策◆
◆継続して色々なパターンを想定してのお話をしています。
◆発声練習
やめて!と強く言う練習をしています。どうも言い方が「やーめてー?」みたいな感じで弱いんですよね(⌒-⌒; )
◆告げ口練習
◆慣れさせていくしかないのでそういう場に積極的に参加させる(幼稚園のおともだち以外も含めて、まず探すところから始めなくちゃ…)
◆幼稚園などの先生の協力(やはり集団生活の場で、先生がうまくサポートしてくれることによってすごく変わったっていうお子さんも少なくないというお話はよく聞くので、期待できるかどうかはおいといて、先生には相談済み。)
ほかにも試行錯誤中です。
優しさという性格は大事にしてあげながらも
やめてと言える強さを持てるようになる、ように親として見守りサポートしてやりたいです。
にごりゆ