温泉のいいにおい!〜主婦の子鉄育児もろもろ日記〜

鉄道好き息子をもつ、温泉好きなアラサー主婦の日記です。育児や旅行、遊びスポット、日常をつづっていきます。

「ほぼシングルマザー」とか「平日母子家庭」とか ナメんなこの野郎と思ってしまう話

最近、木下優樹菜さんがInstagram
「今週はシングルマザーだった〜疲れた〜」みたいな発言をしたことで炎上しておりましたが。
(その記事は既に削除されているようです)

 

 


擁護するわけじゃないですが…


多分、彼女はなんの悪意も意図もなく

気軽に出た言葉なんだと思うのです。
ちょっと疲れちゃって大変さに共感して欲しくて思わず呟いた、彼女自身には何気ない一言だったのだと思われます。

(普段のInstagramの様子から、比較的周囲に頼れる環境にあることやこの一週間の過ごし方から余計に反感を買ってしまったんだろうなと思われます。
ママタレントとして今 影響力のあるタレントさんの一人ですので発言には気をつけて欲しいとは思いますが…。)

 


実際 私の周りにも安易に

「平日母子家庭」とか

「ほぼシングルマザー」とか

使っちゃう方もおられますよ、

まぁ結構います。(専業主婦でもね)。

 


ほんとに意図なく。
ほんとに安易に。

 

 

ご主人が単身赴任しているご家庭や、休日返上・朝から深夜までお仕事で忙しいパパも少なくないですからね。
一人で家事育児ひいては仕事もこなさなきゃならないママたちは本当毎日が闘いですよ、しんどいです、クタクタです。
そりゃ充分、充分、充分、理解できます。

 


でも
実際のシングルマザーとはね、
全然違いますよ。全然。

 


片親だという負い目や不安。
それを感じさせまいとする気丈な態度を保つこと。


生きて行く上で必要な仕事におされて、十分に確保してあげられない子供との時間。


毎日の生活は勿論
お金の心配も一人でしなくちゃならない。


子供の育て方や生活において
全責任が自分にのしかかる不安。

 

なにより
自分が倒れたとき(死んだとき)、子どもたちはどうなるのかという不安を常に抱えていなくちゃならない。

 

 


子どもを育てるって「人」を育てるのですから、どんな親だって大変さはあるものですが、
のしかかる重みがやはり全然違うんです。
(記載したのはほんの一部にすぎません)

 

 

そんな重みを抱えながらも
日々過ごしているシングルマザーの方々にとっては「ほぼシングルマザー」や「平日母子家庭」などといった安易な喩えは、たとえ悪意がないものだとしても気分が良いものではないと思います。


は?ナメんなこの野郎 と悲しみと怒りを胸中に爆発させているかもしれません。

 

 

近年日本では
3組に1組
離婚している世の中です。


知らないだけで、周りにいるママがシングルマザーもしくは元シングルマザーなことも大いにありうります。

(わざわざシングルマザーだと公言する方の方が少ないんじゃないでしょうか…)

 

 


生意気に書きなぐりましたが…
知らず知らずのうちに
安易な言葉で傷付けることのないよう気をつけたいものです。

 


訪問ありがとうございます。
にごりゆ